ルール一覧は証拠ではない
ファイアウォールのルール一覧には、静かな問題があります。証拠のように見えてしまうことです。30件あれば、30回止めたように見える。けれど、ルールが一覧にあること自体が、何かを実際に止めた証拠だったことは一度もありません。ルールによっては、あなたが書く前にそのアプリが使うのをやめたドメインに対して、1年もそこに置かれたままのことがあります。
今では、各ドメインルールにその場で記録が付きます。何回発動したか、最後に発動したのはいつか、行そのものに表示されます。
何を数えるのか、どの期間なのか
カウンターは直近の30日間を表示します。数えるのは、アプリが試みた接続数ではなく、ルールが実際に接続を判断した回数です。
サブドメインは親ルールに含まれます。`example.com` のルールは、`cdn.example.com` と `api.example.com` からのヒットも自分のものとして報告します。ドメイン上のルールとは本来そういうものです。書いたことのないホストに数字がばらまかれるのではなく、1つのルールに1つの数字です。
その数字が教えてくれること
ほとんど見覚えのないドメインで数字が大きいなら、それは面白いサインです。Mac上の何かがそこに絶えず話しかけていて、そのルールはずっと役目を果たしているということです。
何週間も発動していないルールは、反射的に消すより、まず確認する価値があります。静かなのは、アプリが静かだからという場合もあります。年に2回しか使わないサービスなら、30日間ではヒットが出ません。別のルールは、そもそも発動しようがないために静かなこともあります。そういうものは、Rules › Clean up が理由付きで名前を付けてくれます。
見えないブロックは、結果ではなく約束です
プライバシーツールは、驚くほど信じやすいものです。リストが表示されると、そのリスト自体が保護のように感じられます。NetMuteは、測定値を見せたいのです。測定が地味なときも、そこまで含めて。
正直な限界は、そのすぐ隣にあります。IP と CIDR のルールにはカウントがありません。 その層では、システムの報告に特定のルールへ戻せる属性がないため、数えようがありません。そこにゼロを出すのは作り話です。プライバシーツールで作り話の数字は、空欄より悪いものです。
主なメリット
- すべてのドメインルールに、行そのものへヒット数と最終ヒット日時を表示
- 30日間の期間で、試行ではなく判断を数える
- サブドメインのヒットを親ルールに集計
- 静かなルールを、機能しているはずという前提ではなく可視化
- IP と CIDR のルールは、捏造されたゼロではなく数値なしで表示
Rule Insights に関するよくある質問
なぜ IP と CIDR のルールにはヒット数が表示されないのですか?
その層のシステム報告には、接続を判断したルールへ戻せる属性がないからです。NetMute ならゼロを出すことはできますが、それは推測になります。空欄なら、ここでは測れないという事実をそのまま示しています。
「一度も発動していない」なら、そのルールは削除していいですか?
それだけでは判断できません。30日ヒットがなくても、めったに使わないサービスでは証拠にならないからです。去年の春に2回発動したルールでも、ちゃんと役目を果たしていることがあります。削除ボタンは付けず、ヒントとして表示します。本当に発動しえないルールは、Rule Cleanup の担当です。
データはどこに保存されますか?
NetMute の履歴のほかと同じく、あなたの Mac 上です。どのルールが発動したか、どれくらいの頻度かに関する情報が、デバイスの外へ出ることはありません。
